目次
Go言語(golang)の条件文
for文の使い方を説明します。Tour of Goを参考にしています。
forを使うと処理をLOOPできます。
Go言語(golang)のfor文
基本的に、 for ループはセミコロン ; で3つの部分に分かれています:
- 初期化ステートメント: 最初のイテレーション(繰り返し)の前に初期化が実行されます
- 条件式: イテレーション毎に評価されます
- 後処理ステートメント: イテレーション毎の最後に実行されます
初期化ステートメントは、短い変数宣言によく利用します。その変数は for ステートメントのスコープ内でのみ有効です。
ループは、条件式の評価が false となった場合にイテレーションを停止します。
基本的なforループ
この例では、iが0から4まで増加する間にループが実行されます。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 5; i++ {
fmt.Println(i)
}
}結果
0
1
2
3
4forを使った無限ループ
この例では、無限ループの文字が無限に表示され続けます。
package main
import "fmt"
func main() {
for {
fmt.Println("無限ループ")
}
}結果
無限ループ
無限ループ
無限ループ
無限ループ
無限ループ
・
・
・break文を使うとループを抜けられます。
package main
import "fmt"
func main() {
for {
fmt.Println("無限ループ")
break
}
}結果
無限ループrangeを使用したスライスやマップのイテレーション
この例では、配列を順番に処理します。
package main
import "fmt"
func main() {
numbers := []int{1, 2, 3, 4, 5}
for index, value := range numbers {
fmt.Printf("Index: %d, Value: %d\n", index, value)
}
}
結果
Index: 0, Value: 1
Index: 1, Value: 2
Index: 2, Value: 3
Index: 3, Value: 4
Index: 4, Value: 5for文の条件のみを使ったループ
package main
import "fmt"
func main() {
sum := 0
for sum < 10 {
sum += 2
fmt.Println(sum)
}
}結果
2
4
6
8
10- この例では、
sumが10未満の間、ループが継続します。
これらは基本的なforループの例ですが、Golangでは他にもbreak、continue、gotoなどのステートメントを使用してループの動作を制御できます。
breakステートメント
breakステートメントは、ループやswitchステートメントを中断し、それを含む最も内側のブロックから抜け出します。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 5; i++ {
if i == 3 {
break
}
fmt.Println(i)
}
}結果
0
1
2continueステートメント
continueステートメントは、現在のループイテレーションを終了し、次のイテレーションを開始します。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 5; i++ {
if i == 2 {
continue
}
fmt.Println(i)
}
}結果
0
1
3
4iが2のとき、continueが実行され、そのイテレーションは終了して次のイテレーションが始まります。
gotoステートメント
gotoステートメントは、指定されたラベルへの無条件のジャンプを行います。ただし、gotoは避けるべきであり、コードの可読性を低下させる可能性があるため、注意が必要です。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 5; i++ {
if i == 3 {
goto EndLoop
}
fmt.Println(i)
}
EndLoop:
fmt.Println("Loop ended.")
}結果
0
1
2
Loop ended.iが3になると、goto EndLoopが実行されて、ループから抜け出します。EndLoopラベルにジャンプし、”Loop ended.”が表示されます。
